身近な人が入院したときのお見舞い。お見舞の品を渡す際は、回復の気持ちを込めて、相手を気遣ったお見舞い品を選びたいものです。しかし、お見舞いの品をどのように選ぶのがよいか悩むのはよくあること。そこで、この記事ではお見舞いのギフトを選ぶときのポイントと注意点について詳しく説明しますので、参考にしてみてください。

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お見舞いで贈ってはいけないものとは

お見舞いの品は、相手の状況に合わせて迷惑にならないものを選びましょう。お見舞いギフトは、相手に対して回復してほしい気持ちや、慰めの気持ちを込めて贈るものです。相手がもらって持て余してしまうようなもの、また、もらったことで縁起の悪いことを連想させるものは避けるようにします。

お見舞いでフルーツを贈るときの注意点

お見舞いのギフトとして定番のイメージがあるフルーツですが、相手に果物に対する制限がある場合も考えられます。そのため贈る際には、事前に相手の状況を確認したほうがよいでしょう。また、フルーツは丸ごともらっても皮をむいたりカットしたりするのに手間がかかります。フルーツを食べられる状態にしてくれる付添の人がそばにいるのかなども合わせて確認したり、手間なく食べられるようにカットしてあるものや、フルーツゼリーなどを選んだりするのも一つの手です。

 

他にも、果物は保存が難しい食べ物という点にも配慮が必要です。贈る場合は、冷蔵庫を使える状況なのかも聞いておくとよいでしょう。

お見舞いの定番ギフトと選ぶときのポイント

お見舞いの定番ギフトはフルーツの他にも、花やお菓子、実用品などさまざまなものがあります。ここでは、それぞれのギフトを選ぶときのポイントを紹介します。

花

花には、お見舞いの際タブーとされるものがあります。例えば、鉢植えの花は、「根付く」ということを連想させるのでタブーです。また、椿などの花の部分が落ちる花は、首が落ちるとして縁起が悪いとされます。百合などの首がうなだれているように見える花も同様です。加えて、「死」や「苦」を連想させるとして、シクラメン、クチナシ、ナデシコなどもタブー。他にも、病室内では花の香りが強いものは不快を与える可能性があるので、避けた方がよいとされています。

 

また、花を置くスペースが限られる場合も多いので、迷惑がかからないような形を選ぶこともポイント。相手に負担をかけないという点では、花瓶がいらないアレンジフラワーなども選ぶのもひとつの方法です。

飲み物や食べ物

まずは相手の食事制限について確認しましょう。口に入れる物は、相手の状況が確認できない場合は避けた方が無難なギフトになります。しかし、相手に食事制限がある場合でも、本人以外に振る舞えるという理由で喜ばれることも。その場合は、食べ物の場合は個包装されているもの、飲み物は一度に飲み切れるサイズのもので、保存期間が長いものを選ぶようにしましょう。

実用品

入院中は時間ができるため、相手が入院中の時間を楽しめるようなものがおすすめです。本や雑誌など、相手の好みにあったものを選べば喜ばれるでしょう。タオルなどの日用品は便利なものですが、入院の長期化を連想させる可能性があり、相手によっては不快に感じるケースもあります。日用品を贈る際は、相手の必要に応じて選ぶようにしましょう。また、病院内で必要な場合は、テレビカードやテレフォンカードなどが喜ばれることもあります。

相手の状況に合わせてお見舞い品を選ぼう

お見舞いの相手の状況は、病院や症状によってそれぞれ異なります。相手を気遣って渡すお見舞いのギフトの選び方もそれぞれなので、こちらがよかれと思って持参しても迷惑をかけたり失礼に当たる場合もあるので、そういったケースは避けたいものですね。できるだけ相手の状況を聞いて元気づけられるものや、役立つものを選ぶようにしましょう。