サプリメントで栄養補給をするよりも、野菜をたくさん食べて健康を維持したいですよね。お手頃価格でありながら栄養価の高い、コスパ抜群の野菜を主要な栄養素と共にご紹介します。

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豆苗

様々な栄養がバランス良く摂取できるのが豆苗です。1袋100円前後で販売されていますが、カットした根に近い部分を容器に入れ水に浸しておけば再び収穫できます。主な栄養素は以下の通りです。

• ビタミンK
• ビタミンA
• 葉酸
• ビタミンC

もやし

価格の安さにおいてはトップクラスのため、給料前のお助け食材としてもおなじみのもやしですが、実は栄養がいっぱいで低カロリー。コスパ面においてもトップクラスの野菜と言えるでしょう。

• カルシウム
• カリウム
• 葉酸ビタミンB1
• 食物繊維
• ビタミンC
• アスパラギン酸

大根

大根おろしにして食べることで、その栄養素を最大限に享受することができる大根。3種の消化酵素が栄養の吸収を助けます。また、大根の葉の栄養価も見逃せません。捨てずにしっかりいただきましょう。

• アミラーゼ
• プロテアーゼ
• リパーゼ
• ビタミンA（葉）
• ビタミンC（葉）
• ビタミンK（葉）
• 葉酸（葉）
• カルシウム（葉）
• 食物繊維（葉）

にんじん

免疫力を上げるβ-カロテンが、体内でビタミンAに変化し髪や皮膚を健やかに保ち、カリウムがむくみや高血圧の予防に効果的なにんじん。皮は特に栄養価が高いため、剥かずにいただくのがおすすめです。

• β-カロテン
• 食物繊維
• カリウム

キャベツ

ビタミンUは、一般的には「キャベジン」と呼ばれ、市販薬の名前にもなっているので聞いたことのある方は多いはず。胃粘膜の新陳代謝を活性させたり、肝臓の機能を強化するなどの働きがある他、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する働きが。できれば火を通さずに生でいただくと良いでしょう。

• ビタミンＣ
• ビタミンＫ
• ビタミンＵ
• 葉酸
• カリウム

ほうれん草

アメリカンコミックのキャラクター「ポパイ」が食べると、超人的にパワーアップすることで知られているほうれん草。栄養価の高さでも有名です。茹でると水溶性のビタミンが流れ出すので、電子レンジで調理したり、炒めものでいただくのがおすすめです。

• β-カロテン
• カリウム
• 鉄
• ビタミンA
• ビタミンC

トマト

トマトの赤い色はリコピンによるもの。生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果があるとされています。意外にも、生でいただくより、調理などの加工をする方がより多くのリコピンを摂取できます。

• β-カロテン
• リコピン

ごぼう

食物繊維を豊富に含むごぼう。イヌリンは腸内環境を整えたり糖尿病を予防する働きがあるとされ、リグニンは腸内の発がん性物質を排出する効果が。また、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は抗酸化作用や脂肪の蓄積を抑制してくれます。

• 食物繊維
• イヌリン
• リグニン
• クロロゲン酸
• マグネシウム

かぼちゃ

かぼちゃには、栄養がぎっしり詰まっており、特にβ-カロテンはほうれん草に匹敵するくらいたくさんの量が含まれています。健康維持やアンチエイジングはもちろん、便秘にも効果的です。

• β-カロテン
• カリウム
• ビタミンC
• ビタミンE
• 食物繊維

ブロッコリー

野菜の中でもずば抜けて栄養価が高いのがブロッコリー。茹でたては癖になるおいしさですが、水に溶けやすい栄養素を無駄にしないために、電子レンジで調理するか炒めものがおすすめです。茎も食べられますので、捨てずに調理しましょう。

• カリウム
• 鉄
• 葉酸
• ビタミンC
• 食物繊維

まとめ

栄養たっぷりの野菜は、まさに天然のサプリメント。毎日の食事が健康維持やアンチエイジングに役立つのなら、苦手な野菜でもすすんでいただきたいですよね。どれもスーパーや八百屋さんでお手頃価格で購入できるものばかりなので、コスパは抜群です。今日からいつもの食事に、野菜を1種類でも増やすことから始めてはいかがでしょうか？