おやつには、気分をリフレッシュしたり集中力をアップさせたりする効果があります。しかし、おやつを食べた後急激に眠くなってしまい、仕事や勉強がはかどらなくなってしまったという経験を持っている方も多いのではないでしょうか。今回は、その眠気の原因である血糖値スパイクについて、さらに眠くなりにくいおやつについてもご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

おやつの後眠くなるのは血糖値スパイクのせい？

おやつの後に強い眠気を感じる場合には、血糖値スパイクが原因かもしれません。ここでは、血糖値スパイクとは一体どんなものなのかをみていきましょう。

血糖値スパイクとは？

血糖値スパイクというのは、食後に血糖値が急に高くなったり低くなったりを繰り返すことを指します。普段の血糖値は空腹状態で計測するため正常であることが多く、健康診断で引っ掛かりにくいのが特徴です。放置してしまうと、糖尿病になってしまう可能性もあるため注意が必要です。

血糖値スパイクの原因は？

血糖値スパイクが起きる原因としては、糖を過剰に摂取しすぎて、インスリンだけでは対応できなくなってしまうのが原因と言われています。対応できなかった血糖値は、細胞に取り込まれずに血液中に取り残され、高血糖となってしまうのです。また、インスリンが過剰に分泌されると、血圧が急激に低くなってしまいます。眠気や倦怠感などは、この血圧の急低下によるものと考えられるでしょう。

血糖値スパイクの予防法は？

血糖値スパイクを予防するためには、急激に糖を摂取しないようにすることが大切です。食べ過ぎ、早食い、飲み過ぎには注意しましょう。また、野菜、メインのおかず、主食の順番で食べることで、糖が吸収されるスピードを緩やかにすることができるでしょう。

おやつで甘いものを食べる時には、活発に動く朝や昼間などの時間に食べることで、より糖の代謝を促すことにもつながります。さらに、ストレスや睡眠不足も血糖値スパイクの原因になる可能性があるため、食生活だけでなく基本的な生活習慣を整えることが大切です。

眠くなりにくいおやつ

ここでは、眠くなりにくいおやつをご紹介します。ぜひ、おやつ選びの参考にしてみてください。

噛みごたえのあるおやつ

噛むという行為には、眠気を覚ます効果があると言われています。集中力をあげるためにガムを噛んでいる野球選手をみたことがある方も多いのではないでしょうか。噛みごたえのあるおやつとしては、ガムやハードグミ、するめなどがあげられます。

ブドウ糖を含むおやつ

下がりすぎてしまった血圧が原因で起きる眠気を防ぐためには、血糖値を上昇させ正常に戻す必要があります。そのためには、血糖値をゆるやかにあげてくれるブドウ糖の含まれたおやつを選ぶとよいでしょう。また、ブドウ糖は、脳の栄養になるという特徴があります。頭を使って疲れてきたころに、積極的に摂取してみてください。

ブドウ糖が豊富に含まれているおやつとしては、ラムネがあげられます。小さく、持ち運びもしやすいため、仕事中や移動中のおやつとしても最適です。

さつまいものおやつ

さつまいもは、食物繊維が豊富に含まれていることから、血糖値の上昇をゆるやかにできると言われています。ほかにも、デトックス効果が期待できるヤラピンや、血糖値の上昇を抑える効果が期待できるレジスタントスターチなどが含まれています。眠気を抑えつつ、食べ応えのあるおやつを探している方におすすめです。

まとめ

今回は、おやつの後に眠くなる原因の血糖値スパイクについてや、眠くなりにくいおやつの選び方について詳しくご紹介しました。午後の眠気は、仕事や勉強に影響を与えてしまうため、できるだけ避けたいものですよね。おやつの選び方を工夫して、眠気を吹き飛ばしましょう。

天星では、「紅はるか」を使用した焼き芋の冷凍販売を行っております。レンジであたためるだけで、簡単にお召し上がりいただける上に、血糖値が上がりにくいというメリットもございます。ぜひ、毎日のおやつとしてご賞味ください。