ふるさと納税がもたらすメリットとは?増やすにはどんな努力が必要か
ふるさと納税は開始から10年以上経ちますが、利用者は年々増え続けています。人気の理由は、自分の好きな自治体に寄付すると返礼品が受け取れ、翌年の税負担を減らすことが出来ることです。今や5000億円以上の納税額が集まる人気の制度ですが、各自治体は納税額を増やすためにどんな努力をしているのでしょうか?地域にもたらすメリットと共に紹介します。
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目次
ふるさと納税は地域にどんなメリットがあるのか?
近年、巣ごもり需要が高まる一方で、ふるさと納税の寄付額も右肩上がりを続けています。
寄付を行う人にとっては、返礼品がもらえて、その寄付により住民税や所得税の控除も受けることができる、お得な制度です。
寄付を行う側のメリットはよく見ますが、地域の寄付額が増えると得られるメリットとは何でしょうか?
地域にあるメリットを知ることで、より深くふるさと納税の魅力が分かると思います。ここでは、代表的なメリットを紹介します。
地域の魅力を知ってもらえる
まず最初のメリットは、地域の魅力が多くの人にPRされることです。
納税先を決める際、返礼品を選ぶと同時に、その地域の情報を知ろうとしたことはありませんか?ふるさと納税は返礼品を通して、納税先の地域情報を知るキッカケに役立っています。
地域側も、寄付額を増やすために、いかに魅力ある情報や特産物をPRすることができるか?PRの仕方によって、認知拡大やリピーターを作れるかに繋がるので、地域側も特色を活かした情報発信に取り組んでいます。
人との繋がりが増やせる
次のメリットは、ふるさと納税から人との繋がりが増え、観光などに取り込めることです。
最初は返礼品目当てで納税したけども、ふるさと納税サイトの情報を見る中で、地域の魅力に気づき、実際に行ってみたいと思った人も居ると思います。
今ままで知らなかった地域を知ると、もっと知りたくなる!実際に観光してみたい!という意欲が生まれ、地域の特産品の購入や、実際に観光に出かける人も出てきます。
この流れを生むキッカケとして、ふるさと納税は大いに活用されています。また、地域もファンやリピーターを増やすためSNSなどを使いながら、取り組むことが求められています。
人口を増やすことに繋がる
次のメリットは、定住人口を増やすことに繋がることです。
ふるさと納税で地域が目指すものは、今後も関係性を継続していくことです。2018年から国でも地方自治体を支援する取り組みとして「ふるさと移住交流推進プロジェクト」を立ち上げました。
継続的に地域に寄付を続ける人は「ふるさと未来投資家」になることができます。
この目的は、将来移住した際に納税先のサポートを手厚く受けられる、地域に取っても、寄付を継続する人にとっても、双方がメリットになる取り組みとして、長期的な視点から居住地の一極集中を避ける期待が持たれています。
寄付金を増やすために自治体が行っていること
ふるさと納税は、寄付額の3割程度の返礼品が貰えます。地域も寄付金を増やすために、食材、宿泊券、地域限定の製品などで差別化を図ろうと試みています。
しかし、寄付金を増やすためには、ただ返礼品でPRするだけだと限界があるのも事実です。
いかに返礼品以外で、共感や関心を集めることができるのか?それぞれの地域で実際に取り組んできたケースを紹介しましょう。
返礼品のバリエーションを増やした
平成26年の寄付額で全国8位に輝いた佐賀県小城市では、返礼品のバリエーションを増やしたことで寄付額を増やしました。
今まで、広報誌や風景写真を返礼品で送る程度でしたが、バリエーションを増やしたことで実績を出した他の地域を参考に、小城市でも実施します。
その結果、1か月だけで18件の申込みに繋がり、前年度の12件を、わずか1か月で更新しました。
寄付額は変えず返礼品の量を増やした
返礼品の中身は変えずに、量を増やして工夫する地域もあります。
地域によっては、在庫過多や流通コストの下落など、実際に販売する機会が減少するところもあります。
鹿児島県中種子町でも、販売機会が減少し、特産品の安納芋が余ってしまう事態が発生しました。
そこで取り組んだのが、ふるさと納税でもともと500gで出していた4袋を7袋へ変更したことです。その結果、寄付額は10,000円のまま据え置くことができました。
ふるさと納税は、ネット経由で申込みが出来るので全国への発送が可能です。特産品の在庫を抱えるデメリット解消や、内容量増加で活用する地域も出てきています。
事業者の支援も行える
コロナ渦で苦境に立たされた事業者が多い中、ふるさと納税で支援する地域もあります。イベントや実際に販売する機会が減った昨今、ふるさと納税の返礼品として紹介する地域が増え、事業者の売上増や、寄付額を増やそうとする動きが盛んになっています。
受け取る側も、今しか貰えない返礼品が数多く選べるようになり、例年よりもお得な返礼品を貰えるメリットがあります。
まとめ
ふるさと納税が地域にもたらすメリット、納税額を増やすためにどんな努力を行っているかについてお伝えしました。
地域の努力は返礼品のクオリティアップに繋がり、将来的に移住する場合にもサポートを受けられたりと、寄付する側へのメリットは今後どんどん大きくなるでしょう。
ふるさと納税は魅力ある制度です。これをキッカケにぜひ、ふるさと納税を行ってみてはいかがでしょうか。
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