お歳暮とお中元の違いとは?基本的な知識とそれぞれの特徴を解説!
日本に昔からある習慣として、「お中元」と「お歳暮」がありますが、「両者の違いがよく分からない」と思っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、お歳暮とお中元の違いと、基本的な知識とそれぞれの特徴を解説します。
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目次
お中元とお歳暮とは?
お中元とお歳暮はどちらも日本にある風習ですが、まずはそれぞれの意味や由来などを紹介します。
お中元
初旬からお盆にかけて、夏の健康祈願や日頃の感謝を込めて贈り物をするのがお中元です。主な相手として、主に会社などで日頃からお世話になっている方や目上の方に贈ります。元々は中国から伝わったもので、日本に伝わって浸透していく過程でお盆の時期と重なって内容が変化し現在の形になりました。
お歳暮
文字で示す通り、「歳(年)の暮れ」に一年間お世話になった方々に感謝の気持ちを表す風習がお歳暮です。こちらは日本で古来からあった習わしが基になっており、年末にその家に関わる人へよい年越しができるようにとお供え物をしたのが始まりです。
お中元とお歳暮の由来はそれぞれですが、どちらも日頃の感謝を伝える行事や風習として日本に定着しています。
お中元・お歳暮の違いは4つ
どちらも日頃の感謝を伝える風習ですが、4つの違いがあるのでそれぞれを見ていきましょう。
①贈る季節
お中元は地域によって差はあります。関東では7月初旬から8月15日まで、関西では7月中旬から8月15日までの間に贈ります。
お歳暮も同様に地域によって差がありますが、12月中旬から20日までに済ませる場合が一般的です。最近では11月中に済ませることも多く見られますが、品物が生鮮などの場合はお正月に使えるよう年末に贈る場合もあります。
②贈る意味
お中元は「夏の厳しい暑さに対してのお伺い、暑中見舞い、半年間へのお世話に対する感謝」などの意味があります。
一方お歳暮は、「一年を通しての感謝や最後のご挨拶、その年に特にお世話になった方へのお礼」などの意味があるのでお中元よりも大きな行事と捉える人が多いです。
③品物(金額)
贈る時期が異なるので品物にも違いがあります。お中元の一般的な相場は3,000円~5,000円程度で夏を乗り切るための健康を願った品物がよく選ばれます。果汁ドリンク、旬のフルーツ、ゼリー、ウナギ、魚介、ビール、そうめんなどが一般的です。
お歳暮の相場は3,000円〜相手によっては10,000円ほどとお中元よりも高くなる傾向にあります。家族でよいお正月を迎えられるよう、お肉、ハム、海鮮、お鍋セット、日本酒、お茶、お菓子などが好まれます。
④熨斗の表書き
熨斗はどちらも紅白の蝶結びを使用します。これは「花結び祝い」「一般お祝い」といわれており何度あっても嬉しい事があった時の贈り物に使われます。
お中元は「御中元」「お中元」と書き7月15日以降は「暑中見舞い」、立秋を過ぎると「残暑見舞い」と書きます。お歳暮は「御歳暮」「お歳暮」と記し20日までに間に合わなかった場合は「お年賀」「寒中見舞い」と書きます。
お中元・お歳暮の両方を送らないといけないの?
よく、「お中元とお歳暮はセットとして贈るのがマナー」と思われていますが、どちらも贈らなければいけないなどの決まりはありません。
贈る人との関係性にもよる
日頃の関係性で、どちらかあるいは両方を贈るかを決めてもいいですし、取引先などへ贈る場合は、業務上の付き合いの重要度によって片方だけを考慮するのもいいでしょう。
日頃からお世話になっている上司やずっと関係が続く両親(義両親)、親戚などには一年の感謝として御歳暮を贈るようにしましょう。
贈ると決めたら毎年継続的に
お中元とお歳暮両方に共通することですが、どちらも一度贈ると決めたら継続的に毎年贈るようにしましょう。突然止めるのは失礼にあたります。
お世話になった方にどうしても一度だけお礼をしたい場合は、「御礼」もしくは「無地熨斗」で贈るようにしましょう。そうすることで継続的に贈る意味を無くし、相手にもお返しなどで気を遣わせず感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。
どちらも一番大切なのは相手に喜んでもらうこと
お中元とお歳暮の違いを挙げましたが、どちらも日頃の感謝や気持ちを伝え「相手に喜んでもらう」ことが基になっています。それぞれの違いを知ると贈る品物なども変わってきます。そうした相手を気遣う気持ちが伝わることで、良い関係が続いていくことでしょう。
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