皮ごと食べられるパリッとした食感や、濃厚でジューシーな甘みがたまらない、シャインマスカット。数年前から徐々に人気が高まり、今ではすっかり人気フルーツの定番として、おなじみですよね。この記事では、シャインマスカットの味わいや魅力についてたっぷりとご紹介します。おいしいシャインマスカットを選ぶ方法もご紹介しているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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シャインマスカットとは？

シャインマスカットとは、1988年に広島の農研機構が「白南」と「安芸津21号」というぶどうを掛け合わせて生み出した、大粒ぶどうです。病害に強く丈夫なアメリカぶどうと、品質はいいけれど栽培は難しいヨーロッパぶどうを交配することで、それぞれの長所を生かしたぶどうが誕生しました。

シャインマスカットの旬と名産地

シャインマスカットは、長野、山梨、岡山、山形が名産地として知られています。耐寒性が高いため、比較的広い地域で栽培できるぶどうです。

 

シャインマスカットの旬は、温室栽培されているものは7月頃、露地栽培やハウス栽培のものは、8月〜9月頃とされており、その季節には多く出回っています。旬の時期を迎えたマスカットは、一段と味や香りを強く感じることができます。また流通量が増えて、比較的手頃な値段で購入できるので、おすすめですよ。

シャインマスカットはどんな味？

シャインマスカットは、上品なマスカット香と繊細な甘さが特徴のぶどうです。シャインマスカットを置いているお店の前を通ると、ふわりと爽やかで甘い香りが漂ってきますよね。

 

糖度は20度前後と高く、旬の時期を迎えたものは糖度が25度に達するほど。酸味は少なめであるため、ぶどうの甘さがより一層引き立っています。強い甘みはありますが、あと味が爽やかで、すっきりとしているのも人気の秘密だと言えます。また硬くしっかりとした果肉を持つことも特徴で、プリプリとした食感を楽しむことができますよ。

シャインマスカットの魅力とは？

濃厚な甘みとみずみずしい味わいがおいしいシャインマスカットですが、人気の秘密はどこにあるのでしょうか？ここでは、シャインマスカットの魅力をご紹介します.

種がなく皮ごと食べられる

シャインマスカットの最大の魅力として、種がなく皮ごとパクっと食べられることが挙げられます。シャインマスカットの皮は非常に薄く渋みもないため、むしろそのパリッとした食感を楽しみながら食べられます。またジベレリン処理を行うことによって、受粉なしで実をつけられるので、種が入っていません。そのためお子様も安心して食べることができます。

高級感がある

シャインマスカットは、繊細ながらも強い甘みと芳醇な味わいが特徴で、ぶどうの女王とも呼ばれています。その高級感のある味わいの虜になっている方も多いのではないでしょうか。また鮮やかな翡翠色が美しく、見た目にも高級感があるため、ギフト用のフルーツとしても大人気です。その質の高さから、海外でも徐々に高い評価を得ており、認知度が広まってきています。

美味しいシャインマスカットの選び方

シャインマスカットを選ぶときには、粒が大きくびっしりとついていて、見た目にハリがあるものを選びましょう。ひと口食べたときの食感がパリッとしていて、ジューシーな果汁を楽しめますよ。また緑色のものよりも、黄色みがかっているものの方が完熟により近いため、甘いマスカットが好きな方は黄色っぽいものを選ぶのがポイントです。

 

表面に白い粉がついているのは、ぶどうが新鮮な印です。この白い粉の正体は果粉(ブルーム）といい、雨や病気から身を守るために、果実自体から分泌される成分です。

まとめ

いかがでしたか。シャインマスカットの魅力や味わい、選び方についてご紹介しました。夏に春を迎えるシャインマスカットは、ジューシーな果実とさっぱりとした甘さが魅力で、暑い日にもぴったりのフルーツです。フレッシュなシャインマスカットを食べて、疲れた体を癒してあげてくださいね。