美味しさをキープして冷凍させたぶどうは、上手に解凍させたいことでしょう。自然解凍でゆっくり待つのも良いですが、ぶどうの美味しさも質感も保ったまま手早く解凍することはできないのでしょうか。実は、ちょっとしたコツで、ぶどうを上手く解凍することができるのです。今回は、ぶどうを美味しく解凍する方法と冷凍ぶどうのおすすめの食べ方についてご紹介します。

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ぶどうを美味しく解凍する方法

冷凍したぶどうは、凍ったままの状態でも食べることもできます。しかし、美味しさをキープしたまま解凍するにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここで、上手く解凍するポイントを見ていきましょう。

流水を当てる

冷凍庫から出したぶどうの粒に流水を当てると、上手く皮をむくことができます。流水を当てることで皮と実との間に隙間ができるため、生のぶどうよりも皮がむきやすくなるのです。ぶどうのお尻の部分に10秒ほど流水を当ててから、爪で皮に切れ目を入れると、つるんときれいに皮がむけます。

自然解凍でシャーベットに

冷凍したぶどうは、自然解凍させてシャーベットにすることもできます。冷凍庫から出して10分ほど自然解凍させると、少し凍った状態のシャリシャリ感を味わいながら食べられますよ。

小粒ぶどうは指でつまむだけ

小粒の冷凍ぶどうは、5秒程度指で粒をつまむだけで表面が溶けてくるので、つるんと皮をむくことができます。小粒のぶどうや皮ごと食べられるぶどうは、凍ったままそのまま口にしても美味しく食べられますよ。

冷凍ぶどうのおすすめの食べ方

美味しいまま冷凍したぶどうを解凍して食べるのも良いですが、他にも美味しく食べる方法は無いのでしょうか。ここで、おすすめしたい冷凍ぶどうの食べ方を4つご紹介します。

ぶどうのジェラート

冷凍ぶどうをたっぷり使って、簡単に濃厚な味のジェラートを作ることができます。皮をむいた冷凍ぶどう250gと、牛乳50㏄、砂糖大さじ2杯をミキサーにかけて、質感が滑らかになれば完成です。この分量で3人分のジェラートを作ることができます。

ぶどうシロップ

ぶどうの味がしっかり残るシロップもおすすめです。冷凍ぶどう600gを皮のままボウルに入れて、砂糖400gを加えてしっかりと混ぜ合わせます。だんだんと水分が出てきますが、その水分ごと圧力なべに入れて火にかけます。圧力がかかってから5分待った後に、火からおろして圧を抜きましょう。後は、こし器を使ってしっかりとこしてから、保存容器に入れて出来上がりです。

ぶどうスムージー

バナナをプラスしてスムージーにするのもおすすめです。ボウルなどの中に冷凍バナナ1本と冷凍ぶどう30gに、ヨーグルト50g、豆乳50㏄を加えて、ブレンダーを使って混ぜ合わせて、グラスに注げば、美味しいスムージーの完成です。冷凍ぶどうに切れ目を入れて、グラスの縁に挟むとおしゃれな仕上がりに。好きな果物を加えてアレンジすると、より美味しくいただけます。

ぶどうのジャム

皮のままの冷凍ぶどうを使ったジャムも作ってみませんか。ここで使うぶどうは、種なしのものか、あらかじめ種を取り除いてから冷凍させたものを使うと便利です。

 

ジャムにしたい量の冷凍ぶどうに、ぶどうの3分の1の量の砂糖を加えて、ミキサーにかけます。皮が細かくなるまで撹拌させた後、鍋に移して中火と弱火の間くらいの火力で煮詰めます。水分を飛ばしてお好みの粘り気の一歩手前で火を止め、粗熱を取ってから保存容器に入れれば完成です。

冷凍ぶどうの良さを生かして美味しく食べよう

ぶどうを冷凍すると、生のままよりも甘くなるとも言われています。冷凍ぶどうの甘さをそのまま味わうも良し、甘さを生かしてスムージーやジャムなどに加工して食べるも良し、好みに合わせて食べることができます。今回の記事を参考にして、冷凍ぶどうの良さを生かしつつ、美味しくいただきましょう。