贈答用に使われる果物の一つ、ぶどう。なかなか手に入りにくい高級な品種のものだったり、たくさん食べたいからとまとめ買いした時には、上手に保存したいところですよね。長持ちしにくいぶどうをできる限り長く美味しく保存したい時には、冷凍保存をおすすめします。今回は、ぶどうを冷凍するメリットと上手な冷凍方法について詳しくご紹介します。

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ぶどうを冷凍するメリットとは

ぶどうを冷凍することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここで詳しく見ていくことにしましょう。

長く保存できる

元々傷みやすいぶどうを冷凍することで、長く保存することができるようになります。通常ぶどうを常温で保存した場合、購入後2、3日ほどしか持ちません。冷蔵庫に入れて保存したとしても、約1週間が限度です。

 

しかし、なかなか日持ちしないぶどうを冷凍することで、2～3週間は保存ができます。お中元や贈答品としてもらったぶどうをすぐに食べることができないのであれば、冷凍庫に入れて保存してみてください。

皮がむきやすくなる

意外なメリットとして、ぶどうを冷凍すると皮がむきやすくなります。冷凍したぶどうを水に浸すことで、皮が膨張して皮と実との間に隙間ができるため、するっとむくことができるのです。美味しいのに皮が厚くて食べづらい品種のぶどうだと、面倒くさがって食べない人も多いようです。そんな時には、冷凍させてから食べることをおすすめします。

ぶどうの冷凍方法

では、ぶどうを美味しく保存するにはどのようにすれば良いのでしょうか。以下のポイントを押さえて、上手に保存しましょう。

小粒ぶどうは洗ってからラップに包んで

小粒のぶどうを冷凍する場合は、一度洗ってから保存しましょう。

①流水で洗う

ぶどうを洗う時は、軸に流水を当てるようにして全体を濡らすようにしてください。実の部分に流水を当てると、房から実が外れてしまうので注意しましょう。

②水気を取る

淡い終わったら、ぶどうについた水分をペーパータオルなどを使って拭き取ってください。この時、房から実が外れないように、優しく丁寧に包み込むのがポイントです。

③ラップで1房ずつ包む

ぶどうの水分を拭き取ったら、ラップで1房ずつ包みましょう。きれいに包んだら、冷凍用の保存袋に入れてから冷凍庫に入れてください。

大粒ぶどうは1粒ずつに

大粒のぶどうは、1粒ずつ分けて、皮をむかずに保存するのがおすすめです。

①一粒ずつ切り分ける

大粒のぶどうは、キッチンばさみを使って1粒ずつ切り分けます。この時、枝を2、3mm残すのがポイント。はさみを使わず手で引きちぎると、皮が裂けるのでおすすめしません。

②水で洗って水気を取り除く

切り分けたぶどうをサッと水で洗い、汚れを落とします。そして、ペーパータオルを使って優しく水気を取り除きましょう。

③平らにして保存袋に入れる

水気を拭き取ったぶどうは、そのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍します。ぶどうの粒が重ならないように平らにして並べて入れておくと、後から取り出す時に便例です。冷凍する時に、金属製のトレーに乗せておくとより早く冷凍できるため、新鮮さも美味しさもキープできますよ。

種を取り除きたいならストローを使おう

種のあるぶどうを冷凍する時は、先に種を取り除いておくと解凍してから使いやすくなります。その場合、直径6mmくらいのストローを使いましょう。ぶどうの付根側ではなく、おしり側から種がある真ん中に向かってストローを差して、そのまま貫通させてください。あっという間に、種を取り除くことが可能です。

 

この方法を使うと、種と一緒に皮も取り除くことができるので、皮も種も取り除いて冷凍する場合におすすめです。

上手に冷凍保存してぶどうの美味しさをキープしよう

せっかく手に入れたぶどうは、最後まで美味しくいただきたいものです。なかなか食べ切れないのであれば、ぶどうの粒の大きさに合わせて冷凍することで、美味しさをキープすることができます。今回の記事を参考にして、ぶどうを上手に冷凍保存しましょう。