腸内環境を整える食物繊維や免疫力を高めるビタミン群など、果物には様々な栄養価が豊富に含まれています。家族が元気に過ごせるよう、美味しく健康に良いフルーツを毎日のお弁当に取り入れている方も多いのではないでしょうか。今回は、お弁当にぴったりな果物であるぶどうをどのように入れたら時間が経っても美味しく食べられるのか、その方法を紹介します。

この記事を読むための時間：3分

ぶどうはお弁当に入れるフルーツとしておすすめ！

栄養価が高く食後のデザートとしても人気のあるフルーツですが、時間が経つと変色したり、果汁がごはんやおかずに付いて味が変わってしまうなどという理由からお弁当にフルーツを入れたがらない方も見受けられます。

 

しかし、ぶどうは1つ1つの果実が皮で包まれているので変色や果汁が出てくる心配がありません。また、すでに一口サイズになっているためカットする必要がなく、忙しい朝の時間にもパパっと簡単に準備できます。

お弁当に使えるぶどうの入れ方

房から1つ1つぶどうの粒をもぎ取ると皮に小さな穴が開いてそこから果汁が出てきたり、時間が経つにつれブヨブヨになってしまうことがありますよね。ハリのあるぶどうを味わいたいのにそのような状態になってしまっては、お昼の楽しさも半減されてしまいます。そこで、朝に入れてお昼までみずみずしいぶどうの状態を持続させるコツを紹介します。

ぶどうをそのまま入れる

常温のぶどうをお弁当箱へ入れる時に気を付けるべき点は、手で房からぶどうの実をもぎ取らないことです。粒に枝が5mmほど残るようキッチンバサミでカットしましょう。もし1つ1つ切るのが面倒くさい場合は、お弁当に入れる分の実が1つの房に連なるように切るのがおすすめです。

 

切った実は、水をはったボウルに入れて流水を流しながら優しく洗います。ぶどうの皮に水が付いていると傷みやすくなってしまうので、キッチンペーパーや柔らかい布巾などでしっかりと水気を拭き取ってからお弁当箱に詰めるようにしましょう。

ぶどうを凍らして入れる

ぶどうを冷凍しシャーベット状にして食べるのはおやつの他にもお弁当に入れる方法として人気があります。朝に凍ったぶどうを入れておくと、お昼ごろには程よく解凍されるだけでなく冷凍したぶどうの皮は剥きやすくなっているので手が果汁で汚れにくいのも嬉しいポイントです。また、冷凍フルーツは保冷剤と同じような働きをしてくれるので、夏場の暑い時期のお弁当にぴったりです。

 

冷凍ぶどうを作るには、ぶどうの皮どうしがくっつかないよう1つ1つバラバラに切りましょう。流水で洗ってからキッチンペーパーで水気を拭き取り、できるだけ重ならないようにタッパーなどに入れて冷凍庫で凍らせます。一度、冷凍してしまえば洗ったり切ったりする必要がなく、そのまま入れるだけなので忙しい朝のお弁当作りで時短になります。

ぶどうサラダを作って入れる

ぶどうは凍らしたりそのまま食べても十分に美味しいのですが、サラダとして使うとまた違った楽しみ方ができます。ニンジンやキュウリ、鶏のささみなど普段のサラダの中に種なしぶどうを皮が付いたまま半分に切って入れるだけで完成です。好みのドレッシングを小さな容器に入れて一緒に持っていけば、食べる直前にかけられるので液だれの心配もありません。

まとめ

職場や学校で頑張っている家族の健康のためにも栄養価の高いフルーツをお弁当に入れてあげたいですよね。1つ1つ丁寧に切り取りさえすれば時間が経っても果汁が出てくる恐れがなく、色や味が変わることもないぶどうは、お弁当にぴったりのフルーツです。季節や気分に合わせてお弁当に入れるぶどうを凍らせてみたりサラダにしてみるのも面白いかもしれません。