香り美人になるために
香り美人になるために
汗や湿気でべたつきが気になる季節になりました。
“汗”や”におい”は男女問わず気をつけたいものですよね。
この時期は特に食べ物や習慣によってケアすることが大切になるので、まわりはもちろん自分自身のためにも心がけがポイントになります。
汗には種類がある
汗といっても2種類あります。それはどこから出ているのかによって変わります。
エクリン腺……全身の皮膚表面にたくさんあり、主に体温調節をするために汗を出す汗腺です。ここから出る汗は不純物が少なく水っぽくさらさらしていて無味無臭のためニオイの元になりにくいタイプです。
アポクリン腺……脇や陰部にあり毛根に開口部があります。出る汗は白く濁るようなものでたんぱく質や脂質などのにおいの元になるものを含んでいます。ですが元々はフェロモンの役割をしていた、とも言われています。
汗をかく要因
温熱性発汗……体温を一定に保つための重要な役割をしています。暑い日に上昇した体温調節のための汗や運動をして動いたことによる発汗です。
精神的発汗……人前での緊張、驚き、不安、焦りなどの精神的なものから出る汗です。
味覚性発汗……辛いものを食べた時に額や頭などにかく汗です。
汗のニオイの原因とは
さきほども書いた通り、エクリン腺から出る汗は無味無臭です。しかし汗そのものではなく、汗や皮膚の汚れをエサにしてニオイ物質を作り出す細菌が出した物質のせいなのです。
さらに疲労やストレスなども汗のニオイの原因になっていると言われており、汗腺の働きが悪いと、においやすい悪い汗が出る場合もあります。
日常生活だと食事も影響します。汗の分泌を促すアルコールや刺激性の強い食べ物、皮脂の分泌を促す動物性脂質や糖質の過剰摂取により汗臭が強くなってしまう可能性があります。
ニオイの元になりやすい食べ物は
①アルコール
②動物性脂質……牛、豚、鶏、肉の加工品(ハム、ウィンナー)、乳製品(バター、マーガリンなど)
③にんにく
④辛い食べ物
といったものが挙げられます。
動物性たんぱく質の多い洋食よりも和食の方がこれらを避けた食事と言えます。
ニオイケア
摂取するものを気をつけたり日々の習慣でケアすることはできます。
おすすめの食べ物
①アルカリ性食品
海藻類や梅干しやお酢は身体の中で乳酸が作られることを抑えてくれる作用があります。
②抗酸化食品
緑茶や緑黄色野菜を積極的に摂りましょう。たんぱく質や脂質の酸化を防ぐことによって酸化臭を防ぐことができます。
④腸内環境を整えてくれる食品
腸内の善玉菌を増やすことで悪いガスが発生しにくい状態を作ることがポイントになります。
おすすめの習慣
①ストレスを溜めたままにしないようにする
②不規則な生活をやめる
③いい汗をかけるように汗腺トレーニングをする
④水分をとる
⑤夏でも湯船につかる
汗を出す汗腺は汗をかくことでしっかりとした機能をはたすので、たくさんの運動で汗をかいたりサウナで汗をかいたり……汗腺を鍛えることはとても重要なことです。仕事後やお休みの時にたくさん汗をかいてもいい時間を作ることが香り美人への1歩となります。
朝早起きをしてしっかりと水分をとりながらウォーキングやランニングなどをしてみるのも体質改善が出来るのではないでしょうか?
暑さで汗が出る季節になる前に!
習慣とケアでさわやかに過ごしましょう!
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腸内環境を整えるためには溜めないことも大切です。腸の話に出てくる”食物繊維”は大腸の中では善玉菌のエサとして利用されます。そのため整腸効果も期待できるのでおやつでも主食でも積極的にとりたい栄養です。しっかりとさつまいもには食物繊維が入っているのでお腹が気になる時にぜひ食べてみましょう!
美味しく食べられる食物繊維ってといえばやっぱりサツマイモですよね
レンジで3分あればホクホクの焼きいもに💛