子供にオススメの保険をFPが解説

 

みなさん、こんにちはお金の授業の時間です。今回のテーマは「子供にオススメの保険」についてです。

多くの読者の方は保険というと生命保険、医療保険、ガン保険などが身近な為、直ぐに思い浮かべるとことでしょう。FPの方の考え方が色濃く反映されたり、企業に属しているFPさんは代理店となっている保険会社の商品を売りたいという意見が強く出る傾向にあるのは仕方ありません。仕事をしている為、利益を得たいという気持ちもあるでしょうが、自分がより深くしっている商品はオススメしやすい商品で間違いないからです。それにお子様の年齢や趣味などによってもケガのリスクがありますので性別によってまた変わります。それを踏まえて次に行ってみましょう！

 

保険を加入する目的を確認しましょう

 

こどもの保険と聞くと貯蓄をイメージされるケースがほとんどだと思いますが、私は完全な掛け捨てをオススメしたいのです。貯蓄がある方なら保険に加入する必要もない場合もあります。想定されるケガでどの程度の費用がかかるのかを考える事が保険加入の是非を決めるポイントだと思います。医師の診断書が必要でその費用が5,000円必要なケースもあります。小さいケガで手続が面倒だからというのなら保険加入は必要ないと思います。請求が面倒でしないなら保険でなく貯蓄か投資にまわしてみると良いでしょう

co-op共済の傷害保険はレシートのみでOKですぐ対応してくれる優れものでした、私も子供３人バッチり加入しています。

 

学資保険を進めない理由

 

日本人の社会保障制度が充実していた為、貯蓄をすることでいざというときの対応がそれで賄えた時代がありました。老後２０００万円問題を耳にしたことがある方もいると思います。NISA,iDeCOなど国がしっかり投資をして老後に備えなさいというシグナルをしっかり出しているのをご存じだと思います。それは制度でシグナルではないと？老後２０００万円問題を耳にしても年金だけで生活できますか？

 

１，現時点の貯蓄で進学に必要な資金を捻出できる場合は学資保険は不要です

２，投資が得意で保険より大きな資産を生み出せる場合は学資保険は不要です

 

ファイナンシャルリテラシーが低い日本人にとって楽な方法は保険なのかもしれませんが、ここで大事なのは自ら学び子に学校では教えてくれないファイナンシャルリテラシーを親子で学ぶことが大切だと思います。素人がやると失敗するという事をよく聞くのは事実ですがS&P500やETFなどの投資でFIREしている方をご存じでしょうか？（FIREとはファイナンシャル・インデペンデンス・リタイヤ・アーリーの略で経済的に自立し社会的自由を手にすることを言います。）長期で見ると機械的に決められた優良企業のみを買う方が手数料も安く結果として運用成績がいい実績があるのです。プロに高い手数料を払っても機械的に買った方が結果としていい成績ならどれを買いますか？学資保険の様に１８年の長期であれば選択肢をどちらにすれば素晴らしいパフォーマンスを得られるのかご理解いただけると思います。

万が一に事故などで多額の現金が必要になったとき使いやすいのは投資の方であることは間違いありません。保険の場合は解約することで割引されて返戻金が大きく減ることが想定されます。

お金は汚いものでも醜いものでもありません。きちんと学びきちんと付き合いしていくべきです。