子どもの頃に学校などで「さつまいもハンコ」を作ったことがあるという方も多いはず。大人になった今、久しぶりに作ってみませんか？お子さんに教えながら一緒に作ってみるのも、きっと楽しいですよね。この記事では、さつまいもハンコの作り方や用意するものを紹介していきます。焼き芋やふかし芋などでさつまいもを美味しく食べた後は、自分だけのオリジナルハンコを作ってみましょう！

 

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「さつまいもハンコ」とは？

「さつまいもハンコってなに？」「初めて聞いた」という方もいるかもしれません。まずはさつまいもハンコの説明と、使い道などについて簡単に紹介します。

余ったさつまいもなどを使って

さつまいもハンコとは、その名の通りさつまいもで作ったハンコのこと。さつまいもに絵柄や文字を彫って、インクをつけてハンコにするのです。購入したさつまいもはもちろんですが、自分で育てたさつまいもで作ると良い思い出になります。「さつまいもがもったいない」と感じる方は、余ってしまったさつまいもや、捨ててしまう切れ端などを使って作ってみましょう。

工作や年賀状に！

さつまいもハンコは子どもたちの工作にぴったり。何個も組み合わせて大きな作品をつくってみるのも面白いです。消しゴムを彫る「消しゴムハンコ」作りも人気ですが、消しゴムよりもさつまいもの方が柔らかく彫りやすいので、お子さんにおすすめです。彫った線が少しボコボコして味のある仕上がりになり、年賀状や絵葉書などに押すハンコにぴったりですよ。

さつまいもハンコの作り方

ここからはさつまいもハンコの作り方を紹介していきます。一度最後まで確認してから作りはじめてくださいね。

用意するもの

• さつまいも
• 彫刻刀・カッター・竹串
• コピー用紙（下絵用の紙）
• 画用紙・ハガキ
• 絵具と筆、またはインク

①さつまいもをカットする

まずはさつまいもをカットします。手で持ちやすいように、分厚めに切るのがポイント。2〜3cmほどの厚さに切ります。断面が欠けていたりボコボコしていると綺麗なスタンプが作れないので、まっすぐカットしてください。また、皮は剥かずに残しておいた方が持った時に滑りにくいです。

②紙に下絵を描く

続いて、どんなハンコにするかコピー用紙などの紙に下絵を書いて決めましょう。ハンコにするさつまいもの断面を紙に当てて、鉛筆などで周囲をなぞって枠を描いたら、その中におさまるように書いていきます。絵が細かすぎると彫るのが難しいので、お子さんや初めて作る方は簡単で余白の多いデザインにしてください。

③さつまいもに転写する

デザインが決まったら、さつまいもに転写します。転写には色々な方法があり、下絵を鉛筆で濃く描いて、その面をさつまいもにつけて上から擦る方法が最も簡単です。しかし、この方法では絵が反転してしまうため、それを前提に下絵を描く必要があるので、難しいと感じる方も多いかもしれません。反転しない方法としては、さつまいもの上に下絵の紙を置いて上から力を入れて彫る場所を鉛筆でなぞってさつまいもに傷を付ける方法や、転写用カーボン紙を使う方法などがあります。

④彫る

最後に、さつまいもを彫っていきます。柔らかいさつまいもなら彫刻刀やカッターなどの刃物を使わず、竹串で彫ることも可能です。彫る時には、彫った場所はインクが付かず、残した場所にインクが付くことを踏まえて、線を残すか余白を残すか考えましょう。完成したら、ハンコ用のインクを付けるか筆で水彩絵具を塗って、画用紙に押してみてください！

さつまいもハンコ作りに挑戦してみて！

さつまいもハンコの作り方を紹介しました。さつまいもといえば普段は食べるだけで、子どもの頃に作って以来「さつまいもハンコ」の存在を忘れていた！という方もいるのではないでしょうか。「さつまいもハンコ作りって楽しそうかも」と思った方や、余ったさつまいもがある方はぜひ挑戦してみてくださいね。