季節に左右されることなく、いつでも美味しくいただける干し芋ですが、妊娠中に食べてよいのか迷っている妊婦さんもいらっしゃるのではないでしょうか。実は、干し芋は栄養価が高い上に、むくみを予防する効果があることから、妊娠中のおやつにぴったりです。今回は、干し芋が妊娠中のおやつとして最適な理由や、食べる際の注意点についてご紹介します。

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干し芋は妊娠中の女性の強い味方！

ここでは、干し芋が妊娠中のおやつとして最適な理由について解説します。

カリウムがむくみを予防

さつまいもに豊富に含まれているカリウムには、むくみを予防してくれる効果が期待できます。また、体の水分量を調節するだけでなく、血圧をコントロールしてくれる働きも期待できるでしょう。むくみに悩む妊娠中の方は、ぜひ干し芋からカリウムを積極的に摂取するのがおすすめです。

マグネシウムが高血圧予防

マグネシウムには、カリウムの働きをサポートする役割があります。そのため、マグネシウムがカリウムの役割をさらに高めてくれるでしょう。とくに、妊娠高血圧症候群のある方は、高血圧予防として干し芋を取り入れるのがおすすめです。

鉄分が貧血を予防

妊娠中には、貧血に悩む方も少なくありません。貧血がひどくなると、動機やめまい、息切れなどが起こってしまいます。万が一、倒れるようなことがあっては、お腹の赤ちゃんを危険にさらしてしまうことにもなりかねないため注意が必要です。さつまいもには、鉄分が豊富に含まれているため、ぜひ積極的に食べるようにしましょう。

干し芋を食べるときの注意点

妊娠中のおやつとして最適な干し芋ですが、食べる際にはいくつかの注意が必要です。ここでは、安心して干し芋をいただくために知っておきたいポイントをご紹介します。

カロリーの摂りすぎに注意

いくら干し芋に栄養が豊富に含まれているからといって、食べすぎてしまってはカロリーの摂りすぎになってしまうため注意が必要です。干し芋は、100gあたり約277カロリーあるため、1日のカロリー摂取量を計算した上で、適切な量を食べるようにしましょう。

 

カロリーを摂りすぎると、妊娠糖尿病や過度な体重の増加などのリスクを引き起こしてしまう可能性もあります。1度にたくさん食べるのではなく、毎日少量をいただくようにしましょう。

砂糖や添加物に注意

干し芋を選ぶ時には、砂糖や添加物が含まれていないものを選ぶようにしましょう。干し芋には、さつまいもの旨味や甘みが凝縮されているため、砂糖や添加物がないものの方が、より本来の美味しさを堪能できます。また、お腹の赤ちゃんのためにも、不要な添加物が含まれていないものを選ぶようにしてください。

 

時間に余裕がある場合には、自身で干し芋を手作りするのもおすすめです。作り方は簡単で、しっかりと追熟させたさつまいもを蒸して、天日干しさせるだけで美味しい干し芋を作ることが可能です。妊娠中だからこそ、手作りのおやつを取り入れたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

干し芋は離乳食にも最適！

干し芋は、妊娠中のおやつとしてだけでなく、赤ちゃんが生まれた後の離乳食としても最適です。干し芋を食べさせてあげる時期の目安としては、生後7ヶ月から8ヶ月以降がよいでしょう。小さく刻んで与えたり、牛乳やお湯に浸して柔らかくしたりすることで、安心して食べさせることが可能です。

 

無添加の干し芋を選べば、手軽にあげられる栄養豊富な離乳食へと早変わりします。ぜひ赤ちゃんと一緒に干し芋を楽しんでください。

まとめ

今回は、妊娠中のおやつとして最適な干し芋の魅力についてご紹介しました。むくみや高血圧を予防する効果が期待できるため、ぜひ積極的に摂取するのがおすすめです。カロリーの摂りすぎや添加物に注意しながら、効果的にいただくようにしましょう。