栄養満点のおやつとして、子どもから大人まで人気を集めているのが干し芋です。しかし、ダイエット中の方や、食事管理を行っている方にとっては、カロリーが気になるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、干し芋のカロリーや、太りやすさについて詳しくご紹介します。

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干し芋はカロリーが高い？！

まずは、干し芋のカロリーについてみていきましょう。

干し芋のカロリーについて

干し芋のカロリーは100gあたり277カロリーです。また、さつまいもは100gあたり127カロリー、焼き芋は100gあたり151カロリーとなっています。糖質の量については、干し芋は100gあたり66g、さつまいもは100gあたり30g、焼き芋は100gあたり35gが目安とされています。

 

同じさつまいもでも、食べ方によって100gあたりのカロリーや糖質が違うことに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。干し芋は、乾燥させて旨味や甘みを凝縮させているため、さつまいもや焼き芋に比べると、100gあたりのカロリーや糖質が高いのが特徴です。

そのほかのおやつとのカロリー比較

干し芋のカロリーを、そのほかの代表的なおやつのカロリーと比較してみましょう。たとえば、ポテトチップスは100gあたり554カロリー、せんべいは100gあたり373カロリー、ショートケーキは100gあたり327カロリーです。

 

100gあたり277カロリーである干し芋は、そのほかのおやつと比較すると少しだけカロリーが低いものの、決して低カロリーではないということがわかります。

干し芋は高カロリーだけど太りにくいのはなぜ？！

干し芋は、カロリーが高いものの、太りにくいおやつといわれています。ここでは、その理由を詳しくご紹介します。

GI値が低い

さつまいもはGI値が低い食品です。GIとは、グリセミックインデックスのことで、血糖値の上昇率を表す値です。GI値55と、低GI食品であるさつまいもは、血糖値があがりにくく、体への負担が少ないため、より太りにくい食材であるといえるでしょう。ちなみに、ショートケーキはGI値が82であり、高GI食品とされています。

腹持ちがよい

干し芋には水に溶けない食物繊維が豊富に含まれており、腹持ちがよい食材としても知られています。とくに、ダイエット中の方や、間食の量を減らしたい方にとっては、腹持ちが良いというのは大きな魅力となるでしょう。

 

また、焼き芋に比べると、水分がしっかりと抜けていて旨味や甘みが凝縮されているため、より食べ応えを感じられるのもポイントです。

便秘を予防してくれる

太りにくい体づくりには、便秘を予防し、お通じをよくすることも大切です。さつまいもには食物繊維が豊富に含まれているため、便の固さを調節し、お通じをスムーズしてくれる効果が期待できます。とくに、便秘に悩んでいる女性におすすめです。

干し芋の効果的な食べ方

干し芋を効果的に食べるためには、食べ方に気を配ることが大切です。太りにくいおやつであるとはいえ、やはりカロリーは高めであるため、できれば午前中やおやつの時間に食べるようにしましょう。夕食後に食べてしまうと、太りやすくなってしまうため注意が必要です。

 

また、食べ過ぎにも気をつけるようにしてください。干し芋は、1枚あたり約25gが平均の重さです。つまり、1枚あたりのカロリーは、70カロリー程度ということになります。1日に摂取すべき全体のカロリー計算を行った上で、適切な量にとどめておきましょう。

まとめ

今回は、太りにくいといわれている干し芋のカロリーや栄養素についてご紹介しました。カロリーという点だけから見ると、そのほかのおやつとそれほど変わりがありません。しかし、さつまいもが持つ栄養素が、より太りにくいい体を保つためのサポートを行ってくれます。食べ過ぎには注意しながら、ぜひ干し芋を堪能しましょう。