栄養満点でおやつに最適な干し芋の作り方!美味しく作るコツも解説
栄養満点のおやつとして高い人気を集めている干し芋ですが、自宅で手作りしてみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。一見難しそうに見える干し芋づくりですが、誰もが簡単に美味しい干し芋を作ることができます。そこで今回は、干し芋の作り方について詳しくご紹介します。
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目次
干し芋の作り方
美味しい干し芋作りには、美味しいさつまいもが欠かせません。1本250gから350gくらいの、追熟させたさつまいもを用意してください。収穫したばかりのさつまいもでは、美味しい干し芋ができないため注意が必要です。
蒸し器で蒸す
さつまいもをきれいに水で洗ったら、蒸し器に入れてゆっくりと蒸していきましょう。最初は強火にかけ、湯気が立ってきたら火加減を弱めます。1時間から2時間程度、ゆっくりと火を入れてください。さつまいもは、65度から75度で加熱することで、より甘く仕上がるという特徴を持っています。そのため強火ではなく、適度な温度でじっくりと時間をかけて蒸すのがポイントです。
蒸し終わったら、竹串をさつまいもに刺して、蒸し具合を確認してみましょう。竹串がスムーズに刺さるようでしたらOKです。
皮をむいて切る
蒸し上がったさつまいもは、熱いうちに皮をむきます。軍手などを使用して、やけどしないように注意してください。皮をむいて、少し冷えるまで待ったら、1cmの厚さになるように切っていきます。縦切りでも輪切りでもどちらでもよいので、食べやすい大きさを選んでください。
天日干しする
最後に、天日干しへと移ります。ザルや乾燥ネットに切ったさつまいもを並べ、一週間程度天日干しを行ってください。基本的には、日当たりがよく、風が通る場所で干すのがおすすめです。2〜3日に1度は、裏表を返して、しっかりと乾燥させていきましょう。仕上がりの目安としては、干し芋を曲げても折れないくらいの状態が理想とされています。
干し芋作りのQ&A
ここでは、干し芋作りに関する疑問にQ&A形式でお答えします。
天日干しの期間は?
天日干しの期間の目安は、約1週間程度とお伝えしました。とはいえ、せっかく自宅で干し芋を作るのであれば、ぜひ日ごとに変わっていく干し芋の味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
とくに、天日干しを始めて3日目には、水分をほどよく含んだねっとりとした味わいの干し芋になります。長期保存のためには、しっかりと干して水分を抜く方がよいのですが、あまりに長期間干してしまうと乾燥しすぎて固くなってしまうため注意が必要です。
雨の日の干し方は?
干し芋作りでは天日干しが重要な工程となるため、できれば晴れの日が続くタイミングを見計らって作るのがおすすめです。とはいえ、思わぬ雨に見舞われてしまうことも少なくありません。そういった場合には、気温20度以下の風通しのよい場所で、室内干しを行いましょう。風通しをよくするためには、窓の付近を選んだり、扇風機で風を送ったりするのも効果的です。
カビを防ぐには?
干し芋作りでは、天日干しの際にカビが生えてしまったという失敗が比較的多くみられます。カビを防ぐためには、干し芋に湿気がたまらないように、とにかく周囲の風通しをよくするのがポイントです。夜間に雨が降らないようでしたら、そのまま外に干しっぱなしにしておくとよいでしょう。その際には、万が一雨が降った時のために、軒下やガレージ下に干すようにしてください。
まとめ
今回は、自宅で簡単に作れる干し芋の作り方をご紹介しました。しっかりと追熟させたさつまいもを使用すること、弱火でゆっくりと蒸すこと、風通しのよいところで天日干しをすることが、美味しい干し芋を作るためのポイントです。甘みも旨味も凝縮された干し芋を、ぜひ自宅で気軽に味わってみてはいかがでしょうか。
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