暑い日にぴったりフルーツ!
この時期に!暑い日にぴったりフルーツ!
太陽の光が強くなってきたこの季節!
自分用やお子さん用のデザートは何を選ばれていますか??
暑いとお菓子の甘いものは重く感じる…何か欲しいけどお菓子ばっかりはよくないし…暑くてもいつもアイスはちょっと…
という日もあると思います!特にお子さんに食べてもらうものだととても考えますよね。
さっぱりしててお腹も気持ちも満たされる…!
そんなデザートに”ぶどう”はいかがでしょうか!
ぶどうの種類
ぶどうといっても種類はたくさんあります。世界中だと10000種類もあると言われていて日本国内だと主な品種で50〜60種類は栽培されています。
ぶどうをイメージした時に「白ぶどう」か「赤ぶどう」が思い浮かぶと思いますが、皮の色で分けると
①巨峰などの黒系
②デラウェアなどの赤系
③シャインマスカットなどの黄緑系
です。
昔から日本にある山ぶどうもこれらの1つであり、西アジア原産のものや北アメリカ原産のものなどによっても大きさや味わいは変わってきます。
生産量
ぶどうは暑さにも寒さにも強く、乾燥にも強い果物です。しかし着色不良や病虫害が起こりやすく、栽培難易度は高いようです。品種によっても栽培のしやすさが違います。
日本国内では本州を中心としていて北海道や福岡などでも生産されています。主な産地は甲州ぶどうで知られる山梨県です。
生産量ランキング
1位山梨県………35000t
2位長野県………32300t
3位山形県………15500t
4位岡山県………13900t
5位北海道………6940t
4位の岡山県と5位の北海道では栽培量を倍以上の差があります。
日本で最も多く栽培されていたのは日本原産の巨峰でしたが、近年ではシャインマスカットが人気を上回っていているため、巨峰の栽培量を上回る県も出てきています。
ぶどうのトレンド
近年のぶどうのトレンドは
【大粒、高糖度、皮ごと食べられる、種無し】
ということで、これらすべてを兼ね備えているのが”シャインマスカット”なのです。
シャインマスカットは「安芸津21号」と「白南」という2つの交配によって生み出された日本原産の品種です。市場に出回って人気が出てきたのは最近ですが、品種登録されたのは2006年です。
今では日本全国で栽培されるようになり2〜4月ごろ以外の時期では入手しやすくなりました。
栄養
まずぶどうの栄養といえば「ブドウ糖」を思い浮かべる方もいると思います。
日本ではぶどうから発見されたのでブドウ糖と呼ばれていますが果物やはちみつに多く含まれていて正式にはグルコースといいます。
ブドウ糖は
・疲労回復効果
・脳の働きを活発にして集中力を高める
・二日酔い解消の手助け
といった効果があります。
ブドウ糖はすばやく体に吸収されすぐにエネルギーに変えることができるので必要な時に摂取してみましょう。
黒や赤色のぶどうの皮にはポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれています。
・視力、視覚機能の改善
・眼精疲労の予防
・活性酸素を除去
・メタボリックシンドロームの予防効果
・悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をきれいにする働き
→動脈硬化やがん予防への期待
といったさまざまな効果が期待できるとされています。
さらに、赤色のぶどうの皮には「レスベラトロール」というポリフェノールも含まれています。
・血流の改善
・血糖のコントロール
・強い抗酸化力
・肌の弾力を保つ効果
・肌の潤いをハリを維持する効果
といった効果が期待できるとされています。
食べ方
上記の栄養は”皮”に含まれているので皮ごと食べることで体に取り入れることができます。
皮が苦手な方は冷凍してみると皮を気にせず食べられると思います。
暑い夏には房からとって冷やしておくだけでおやつになります。
たくさんの栄養もあるので父の日のプレゼントにシャインマスカットなどを選んでみたりしてはいかがでしょうか?
また、時期によってはぶどう狩りを楽しむこともできるのでぜひ家族のお出かけに取り入れてみてください。
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皮に栄養がある、というのはもちろんさつまいも同じです。
ぜひ皮も一緒に食べましょう!
・食物繊維
便秘解消に効果あり
・クロロゲン酸
ポリフェノールの一種で抗酸化作用あり
・アントシアニン
視力改善効果あり
さつまいもも赤色の皮なので意外とぶどうとの共通点がありましたね!
秋になるとさつまいも掘りが出来るのでおこさんと一緒に農業と自然に触れてみてください♪