もったいない!まるごと食べるべき食材
もったいない!まるごと食べるべき食材
野菜や果物を食べる時に皮を剥いて調理したりそのまま食べたりする種類はどのくらいありますか?
実は意外にもそのまま食べられるものがあったり、皮ごと食べた方が美味しいものはたくさんあるんです!
皮を剥いた方が食べやすいし……と思っていると豊富な栄養を捨てちゃうことになります!
今日からまるごと食べることを意識してみませんか?
なぜ皮に栄養が豊富なの?
野菜や果物の皮は直接太陽を浴びているため光合成により生成された栄養を中身の果肉などよりも多く含んでいるからです。また反対に、紫外線や鳥や虫などの外敵から身を守るためにも外側の皮に栄養が集まるのです。
皮ごとおすすめ〜野菜〜
①大根
大根の皮にはビタミンCの吸収を助けるビタミンに似た存在の一種であるビタミンPが含まれています。
ビタミンC、葉酸、カルシウムは皮なしより皮付きの方が多く含まれています。ビタミンCは皮付近に特に多く含まれているのでぜひ剥かずに食べましょう。
②にんじん
にんじんの栄養素で思い浮かぶのはβ-カロテンではないでしょうか?
これは野菜の中でもトップクラスの含有量です。こちらも皮付きで食べた方が多く摂取できます。
しかし、にんじんには”アスコルビナーゼ”というビタミンCを破壊する酵素も含まれており、すりおろすと活発になってしまうのでレモン汁を加えたり、加熱や食事の直前にすりおろしたりするなどして上手に取り入れましょう。
③長芋
長芋は「山のウナギ」と呼ばれているのはご存知でしょうか。そう呼ばれるほど滋養強壮の効果が高いのです。皮の部分にはたんぱく質の吸収を助けたり食欲促進の作用があります。これらの栄養成分は熱に弱いため、皮ごとすりおろすかそのまま生で食べることをおすすめします。
④さつまいも
さつまいもの赤紫色の皮にはアントシアニンというポリフェノールの一種が含まれます。アントシアニンは抗酸化作用や目の健康のための効果があるといわれます。
特に皮に食物繊維が豊富で胃腸の調子を整えるためにも皮ごと食べましょう。大学芋やレモン煮などにすると違和感なく食べることができると思います。
皮ごとおすすめ〜果物〜
①りんご
りんごにはたくさんのポリフェノールが含まれており”りんごポリフェノール”と呼ばれています。一番多く含まれているポリフェノールは”プロシアニジン”というものです。
果肉部分より皮に多く含まれていて美白効果や強い抗酸化作用や体内の活性酸素除去が期待できます。
②桃
桃にはデトックス効果に期待のあるペクチンや冷え予防や老化防止効果に期待できるビタミンEが含まれています。さらに抗酸化作用のあるカテキンも含まれています。桃の甘みは身と皮の間に集まっているので、皮をゴシゴシ洗って産毛を取れば皮ごと食べることが出来ます。
③ぶどう
紫や黒い皮のぶどうにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。目のまわりにある血流改善にも効果があり、眼精疲労軽減や活性酸素除去にも効果があります。①のりんごポリフェノールと同じ抗酸化作用があり美容効果が高いです。
④キウイ
なんとキウイも皮ごと食べられる事をご存知でしたか?ベビーキウイはもちろん、なめらかな表面のゴールドキウイは皮ごと食べると食物繊維が2倍近くも多く摂ることができるんです。ポリフェノールも含まれているのですが約30%が皮に集まっているのでまるごと食べたいところです。
うぶ毛が気になるグリーンキウイもアルミホイルで表面をこすると食べやすくなります。
他にもたくさんの栄養を含んだ野菜や果物があります。中には皮ごと食べると危険な食材もあるので「どうなんだろう?」と気になる食材があればどんどん調べて好みの調理方法で食べてみてください!
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