素材本来の自然な味わいと優しい甘さが魅力の干し芋は、子供からお年寄りまで楽しめる人気の食品です。そのまま食べるのももちろん美味しいですが、さつまいもを干しただけというシンプルさを活かしていろいろなアレンジが楽しめることをご存じでしょうか。この記事では、単純なアレンジからおかずやおつまみとして楽しむ方法まで、干し芋のさまざまな食べ方をご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

【シンプル編】干し芋の美味しい食べ方

まずはシンプルな食べ方からご紹介します。

そのまま食べる

干し芋の美味しさを味わう一番の方法は、何と言ってもそのまま食べること。品種や製法によって味わいが異なるので、食べ比べてみるのも楽しいですよ。

電子レンジで温める

柔らかな食感を楽しみたい方におすすめなのが、電子レンジで温める方法。干し芋をお皿に乗せてふんわりとラップをかけ、20～30秒電子レンジで加熱してみてください。蒸したお芋のような甘みと出来立てのような柔らかさが楽しめます。

オーブントースターで焼く・グリルで焼く

お芋のホクホク感や焼いた香ばしさを求める方には、オーブントースターやグリルで焼く方法がおすすめです。ちょっぴり焦げ目がつくぐらい焼くと、香ばしさが加わって新しい美味しさが楽しめますよ。焼き時間の目安は2～3分程度。

半解凍で食べる

もう一つ、食感の対比が楽しめる方法をご紹介します。それは、冷凍した干し芋を半解凍の状態で食べること。外側はモチっとした食感ですが、中心部分は凍った状態なので2つの食感を楽しむことができます。冷凍の干し芋は常温で2時間ほど置くと解凍できますが、半解凍で食べる場合は1時間を目安に解凍するとほどよい柔らかさになります。

【トッピング編】干し芋の美味しい食べ方

次に、干し芋にトッピングをして楽しむ方法をいくつかご紹介します。

バター

甘じょっぱい風味がお好きな方におすすめなのが、バターをトッピングする食べ方です。トースターやレンジで温めた干し芋に適量の有塩バターをトッピングし、バターが溶けたところをいただくと、干し芋の甘さとバターの塩気がマッチして絶妙な味わいに。無縁バターの場合は塩をちょっぴり振ると美味しくいただけます。

バニラアイス

スイーツ好きにおすすめなのは、バニラアイスをトッピングする食べ方。冷たいままの干し芋に合わせるのはもちろん、温めた干し芋に合わせても絶品です。

ホイップクリーム

意外かもしれませんが、干し芋とホイップクリームは相性抜群。冷やした干し芋にホイップクリームをトッピングすれば、ねっとりとした干し芋の甘さとホイップクリームの軽さがマッチして止まらなくなる美味しさです。

【おかず・おつまみ編】干し芋の美味しい食べ方

干し芋をおかずやおつまみにアレンジする方法をご紹介します。

天ぷら

干し芋の天ぷらは、干し芋の産地ではお馴染みの食べ方です。固くなってしまった干し芋のアレンジ方法としてもおすすめ。通常のさつまいもの天ぷらよりもモチっとした食感なのが特徴です。

肉巻き

干し芋に薄切りの豚バラ肉を巻いて甘辛く味付けすれば、ご飯やお酒がすすむおかずに大変身。ピーマンなどの野菜を一緒に巻いても美味しいですよ。

チーズ挟み

丸干しタイプの干し芋に切れ目を入れ、お好みのチーズを挟めばお酒のおつまみにぴったり。チーズはスライスチーズでもクリームチーズでもブルーチーズでも、お好みのものでOKです。甘い干し芋と塩気のあるチーズの癖になる組み合わせに、思わずお酒が進んでしまいそう。合わせるチーズによって、どんなお酒を合わせるか考えるのも楽しそうですね。

干し芋を美味しく食べよう

干し芋はそのまま食べても美味しいですが、ちょっぴりアレンジを加えると新しい美味しさに出会えます。温めたり冷やしたり、塩気を加えたりすることで感じる甘みも変わってくるので、いろいろ試してみると楽しいですよ。