蒸しタオルを使った美容法は手軽にできて美肌効果も高く、毛穴悩みの方や肌のトーンアップで悩んでいる方には特に好評です。用意するものもタオルと洗面器だけ。お金をかけずにエステに行ったかのような肌質が味わえちゃいます。

今回はそんなメリットが盛りだくさんの蒸しタオルを使ったスキンケアについて解説していきますので、まだ試したことがない方はこの記事を読んでチャレンジしてみて下さい！

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蒸しタオル美容法の効果とは？

蒸しタオルを顔に数分間当てるだけで血流が良くなり、むくみが解消され肌のトーンや代謝がアップするだけでなく、ごわついていた肌も柔らかくなり、潤いのベースとなる化粧水の浸透率が高くなります。また、蒸されることにより毛穴が広がるため、中に詰まっている汚れを落としやすくすることができます。

蒸しタオルの作り方

蒸しタオル作りに用意するものは適度な大きさのフェイスタオルと洗面器、この2つだけです。作り方を説明していきましょう。

 

1．洗面器に水を入れ、タオルを浸す
2．水が浸透したらタオルを取り出し、よく絞る
3．絞ったタオルをレンジに入れて暖める（500Wの電子レンジで約1分）

 

レンジから取り出したらすぐに使用せず、少し冷ましてから利用しましょう。皮膚が薄い、腕の内側に温めたタオルを当てて、熱くなければ大丈夫です。タオルは小さすぎてもすぐ冷めてしまいますし、大きいと扱いにくいので、フェイスタオルがちょうどよいでしょう。また、水を多く含んだタオルは顔にやけどをする危険性が高いので、よく絞ってから温めて下さい。

暖かさを長持ちさせるコツ

暖かさを少しでも持続させたいのであれば、なるべく厚手のタオルを使用しましょう。薄いタオルよりも熱がこもりやすく、冷めにくくなります。また、熱を逃がさないようにラップや乾いたタオルで包むのも、暖かさを長持ちさせるのにかなり有効です。

蒸しタオル美容法のやり方

では、やり方についてポイントを抑えながら解説していきましょう。

1．顔をきれいにする

蒸しタオルを利用する前に、洗顔やクレンジングは済ませておきましょう。何もしないでそのままタオルを当ててしまうと、広がった毛穴にメイクや皮脂汚れが入り込んでしまい、肌荒れを引き起こしてしまう危険性があります。

2．タオルの温度を確認後、顔に乗せる

冷まさずに熱々のタオルを誤って顔に被せてしまうとやけどをする恐れがあります。まず温める前にタオルに染み込んだ水はしっかり絞っておきましょう。温め終わったらすぐには利用せず、必ず冷ますようにしてください。

3．密着させるように手で押さえる

温めたタオルを顔に被せたらタオルが密着するように上から手で押さえてください。特に毛穴悩みのある方は、鼻や頬などを重点的に押さえましょう。但し、押さえすぎるとうるおい成分も一緒に取り除いてしまい、肌がカサカサになってしまうので注意が必要です。上から優しく押さえるだけでも蒸しタオル美容の効果は充分に得られます。

4．2~3分乗せておく

蒸しタオルを被せたらそのまま2〜3分乗せておきましょう。時間が経ったらすぐにタオルを取り外します。効果をより一層高めたいがために長時間被せてもかえって肌が乾燥するだけで全く意味がないので、使用時間は必ず守ってください。

5．化粧水や乳液で保湿

蒸しタオルを顔から外したらすぐに化粧水や乳液で保湿してください。蒸されて柔らかくなった肌は化粧水や乳液の浸透率が高いので、タオルを外したら素早くケアするのがコツです。もしタオルを外した後に何もしないと肌が乾燥状態になり、肌荒れを引き起こすかもしれないので、タオルを外した後の肌ケアは必ず行いましょう。

蒸しタオルはどんなシーンで使うと効果的？

蒸しタオルは化粧のノリをよくしたい時や、顔のむくみを取りたい時におすすめです。また、パックをする時も、その前に一度蒸しタオルを被せることで、毛穴の汚れがきれいに除去できます。また、トリートメントした髪の毛を蒸しタオルで包むと成分が浸透しやすくなり、潤いやツヤが増します。

使用時の注意点

蒸しタオルを使った美容法は週1回ぐらいにしておきましょう。更なる効果アップを狙って回数を増やすと肌の潤い成分が無くなってしまい、乾燥肌やシミ、しわの原因になります。また、肌にニキビがあるとそこから炎症を引き起こす可能性があるので、この場合は使用を控えましょう。

蒸しタオルを上手く利用して美容効果アップ！

蒸しタオルをスキンケアに利用することで美肌効果や顔のトーンアップ効果、毛穴問題の解消などが期待できます。但し、やり過ぎは禁物！適度に間隔を開けながらやらないと肌の潤い成分までも取り除いてしまい、肌荒れの原因にもなりかねません。手軽に、低予算でできる蒸しタオル美容を使うタイミングや場面を工夫しながら、どうか有効にご利用ください。